シロアリ消毒の手順

消毒の手順は4つあります。

  1. 木部に穴を開けて薬剤を注入します
  2. 土壌にも薬剤を散布します
  3. トイレ、風呂、玄関などにも屋内から散布
  4. 害虫・害獣処理

それでは それぞれ見ていきましょう

1. 木部穿孔

床下から柱などにドリルで穴を開け薬剤を注入します

シロアリは、地中に生息しています。

余談になりますが、

シロアリは 柱、土台、段ボール、発泡スチロール、何でも食べます。

自身で消化できないような物も食害します。

特徴は、食べやすい物から食害するということです。

本題に戻りますが、

当社では、木材の中に薬剤を注入する為にドリルで穴を開け、

必要箇所に薬剤が浸透するように現場で判断し、的確な処置を行います。

 

この作業が、シロアリ駆除の一番大切で難しいところであります。

シロアリの侵入経路を完全にシャットダウンしシロアリを追出し

そして、新たな侵入経路を予測して薬剤の注入場所を選択し施工します。

この一連の作業が本当に大切です。

床下全てを穴だらけにする新米施工者には閉口します。

見境なしに穴を開け薬剤を注入し耐震強度を下げるようでは本末転倒です。

反対に薬剤不足で、5年持たないような施行をする事業所の話も

よく耳にします。

家を守るのが私たちの仕事です。

当社は、現場経験30年、何百件も床下に実際潜り調査・点検・施工の

実務でつちかった経験の元 的確・丁寧に作業を施工することをお約束致します。

公益社団法人 日本しろあり対策協会認定 しろあり防除士 取得済

 

2. 土壌処理

木材穿孔注入処理を終えた後、材木表面に吹き付け処理を行います。

材木の表面にもしっかり薬剤を吹き付け、シロアリから守ります。

土壌にも同様に薬剤を散布していきます。

地面の下に生息するシロアリを駆除し再び、土上に姿を現さない為に

必要な消毒です。

 

3. 穿孔注入処理

お風呂や玄関、トイレ、などグリルで埋め込まれた、タタキ部は床下からの消毒が出

来ないので、タイル目地や壁の目立たない所に穴を開け、薬剤を注入します。

特に、お風呂・トイレは適度な水分と温度が得られるため、シロアリが巣を作るのに

適していますので、室内から薬剤注入して、シロアリを駆除いたします。

 

4. 害虫・害獣除去

こちらは、シロアリには関係ありませんが床下に害虫・害獣(イタチ・ハクビシン

アライグマ等)が生息していた場合 捕獲いたします。

建築物・ねずみ昆虫等防除業 奈良県知事登録許可事業所の当社にお任せください。